2020年06月18日

葬儀のマナーとして知っておきたいお焼香の方法

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日本で執り行われる葬儀は大半が仏式スタイルです。仏式のお葬式に参列する際、覚えておきたいのがお焼香のマナーです。お焼香は、現世で染み付いた心身の穢れを取り除くという意味が込められています。正しいマナーで丁寧にお焼香することで、故人をしのぶことができるでしょう。

お焼香は右手の親指・人差し指・中指の3本をつき、お香をつまんでおでこの中央部を目がけて手を持って行くのが基本です。この動作のことを「押し頂く」と言います。押し頂いたら指の中にある細かなお香を指を擦りながら少しずつ、香炉の中に落としましょう。

1回から3回ほどに分けて落としていきます。お焼香は立礼焼香・座礼焼香・回し焼香の3つに分かれているのが特徴です。近年、多いのは立礼焼香です。立礼焼香のやり方をチェックしてみましょう。お焼香を行う順番がまわってきたら焼香台の手前に行きます。

そこで遺族と僧侶に一礼するのがマナーです。遺影に手を合わせて一礼します。その後、焼香台に近付きお香を押し頂きます。お焼香が終わったら再度、遺影に合掌し遺族に一礼して自分の席に戻るのが基本的な立礼焼香の流れです。

お焼香の回数は宗派によっても変わってくるのですが、自分の信仰している宗派の方法で行って特に問題はありません。