2020年04月07日
今は葬儀のスタイルも家族葬を希望する人が多くなってきています。しかしそれでも法事は執り行うべきでしょう。参列者を限定して見送るということにすれば、余計な費用をかけることもありませんし、近親者のみで故人を偲ぶこともできます。
葬儀の後に行う法事の1つに四十九日があります。これは仏教の考え方なので、神道やキリスト教式の場合にはまた違った法要を行うことになるでしょう。故人が逝去をして、四十九日目にあの世にたどり着くと言われており、この日を境にこの世との完全なお別れを行うということになるそうです。
いわば、修行が終わって極楽浄土に到着をしたお祝いのような感じとも言えるでしょう。そのための法事を行って、ひと区切りがつくということもあります。また法要の際に納骨を行うという家庭も多いようです。納骨をすることによって、遺骨を手放すということになってくるので、遺族も前向きになれるということはあるようです。
それも宗教的な考え方なので、無理に合わせることはないでしょう。遺族が納得できる形式での見送りであれば誰も文句を言うことはできません。ただ、区切りとして考えておく、ということは多いようですし、納骨をすることで気持ちを整理することもできるということもあります。