2019年04月13日

これらはまったく関係ございません

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現代社会では葬儀を行う場合には24時間365日対応で営業しています。そのため特定の曜日が定休日なんてことはありませんので、なにかあれば電話すれば夜中でも年末年始などでも誰かが応対してくれます。葬儀は通夜と告別式の2つに分けて行いますが、その際に業界の人が気にするのは友引の日であり、大安や仏滅は一切関係ありません。

一切関係ないので大安や仏滅に通夜や告別式を執り行っても何ら問題はありません。友引をやたら気にするのは、故人が生きている人を死後の世界へ道連れにするという言い伝えから来ています。過去には無理やり友引の日に告別式を開催したために、後年に若くして死んでしまったという言い伝えもあります。

友引は約6日に1回の頻度でやってきますが、常に6日に1回とは限らず、1か月に1回ほどの頻度で無作為に変化してしまいます。無作為に時折変化するのですべてを暗記することは困難で、友引の確認は常にカレンダーで行います。

友引に該当する日は火葬場自体もメンテナンスのために休業してしまいます。火葬場が休業して火葬自体も行えないので、ほとんどのお寺さんは告別式儀式も回避してしまいます。ただしその日は会館スタッフもお寺の住職さんも全く何もしないというわけではなく、建物自体は開いていて営業しているし、その日に通夜儀式を行うことも可能です。