2017年01月17日

寺院や霊園が続く限り半永久的に供養してくれます

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永代供養とは、子々孫々まで先祖を供養することですが、現在では承継者がいないお墓で、寺院・霊園などに料金を支払い、管理や供養をまかせることを指すようになっています。そして寺院や霊園が存続する限り、半永久的に供養・管理してくれます。永代供養にすると、お墓参りや法要できない人に替わって寺院や霊園が供養・管理してくれます。お骨を納めるお墓の種類は色々ありますが、骨壺のまま納骨堂などに納める場合は、一定期間の後に合祀され、供養されるケースが多いようです。形式としてはロッカー式や壁式など様々です。ロッカー式は個々に納骨堂(ロッカー)を持ち、そこに骨壺を納めます。

壁式は共同の墓碑に名前と生年、没年を刻み、その下に骨壺を納めます。費用は、契約時に支払う永代供養費のみというのが一般的です。宗教・宗派は檀家になることが条件という寺院を除いては基本的に制限はありません。永代使用料(墓地の購入費)は地域や土地の広さによって異なります。公営、民営、寺院墓地によっても経営主体、立地条件によっても異なりますので、色々な資料を集めて比較してみましょう。管理料は、墓地購入時に毎年支払う場合と、まとめて支払う場合があります。墓地の共有部分の管理にかかる費用で、墓所の外の草刈り、道路、水道、建物施設など墓地の清掃、維持・管理に当てられます。

個々の墓所内は持ち主の管理になります。永代使用料は永代使用権に対する料金なので、権利を返還しても使用料は返還されません。また転売することもできません。すでにお墓を建てるなどして墓所を使用したにもかかわらず、そのお墓が不要になった時には、更地の状態にして管理者に返還することになります。更地にする費用は使用者の負担です。ただし、原状復帰して変換すれば使用料の1部を戻してくれるところもあるようです。

(参考情報)
葬儀ライター柳の葬儀まとめ
www.sogiwriter-yanagi.info