2017年10月18日
お墓があっても後継ぎがいない方は、この先どの様に管理していけば良いのか問題です。また子供たちにお墓がある事で負担を掛けたくない方もいるでしょう。この他にも様々な理由で永代供養をする方が増えています。自分のお墓をどのような手順で変更するのか紹介します。
現在のお墓を違うお寺や霊園へ移す事を改葬といいますが、これは法律に基づいた手続きが必要になります。改葬許可申請書を市役所で貰い、故人の情報や改葬先の住所などを記入します。申請の際には納骨証明書が必要であり、これをお寺などで発行して貰い改葬許可申請書に添えて提出します。
また新しいお寺などには納骨許可書を貰う必要があります。改葬許可申請書と共に元の市役所に提出して、無事に改装許可書が発行されます。今あるお墓は撤去する事になります。墓石は専門の業者に依頼して撤去するとスムーズです。
そのままでお寺に返却するのではなく、必ず更地にして返しましょう。お寺との離檀は離檀に必要な料金を支払います。費用はお寺や地域により大きく幅があるため事前にチェックしておきましょう。これらの段取りが出来れば閉魂法要を行います。
改葬の際には必要な法要で、こちらも費用が異なるため確認してくと安心です。今後お世話になるお寺に納骨を行います。永代供養にはその料金も必要です。こちらも費用はまちまちで10万円ほどから、高価な場合には150万円ほどかかるものまであります。お寺により埋葬や安置方法が異なるので、希望の方法で納骨できるのか調べておきましょう。